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表紙の裏に写真を貼るスペースが
印刷されています。
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きょうちゃんの ために
せかいで たった いっさつの えほん
きょうちゃんときょうちゃんのごかぞくへ
おめでとう!!しあわせいっぱいだね☆
2005年6月吉日
ひとみおばちゃんより
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ようこそ! きょうちゃん
ようこそ! あかちゃん
なかえよしを・作 上野紀子・絵
クリエイト・ア・ブック
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こうのとりが
きょうちゃんを
おとうさんの ありま まさしさん
おかあさんの ありま かおりさんに
とどけるために
ひろしましに むかって
とんで いました。
「きょうちゃんが うまれる
2005ねん6がつ1にち
ごぜん8じ3ぷんまでには
まだ だいぶ じかんも あるなあ。
ちょっと ひとやすみして いくかな。」
こうのとりは ずっと とびつづけて いたので
つかれて いたのです。
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こうのとりは きれいな おはなばたけに
まいおりました。
「きもちのいい おはなばたけだ。」
こうのとりが そういって やすんでいる あいだに
きょうちゃんは はいはいして
おはなばたけの さんぽに でかけました。
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きょうちゃんが おはなばたけに
はいって いくと そこに きれいな
ようせいの おうじょさまが あらわれました。
「ここからは ようせいの くにですよ。
ようせいで ないと はいれませんよ。」
きょうちゃんは
なんの ことだか わかりません。
すると ようせいの おうじょさまは
「きょうちゃんを
ようせいに して あげましょう。」
と いって つえを ふりました。
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すると きょうちゃんの せなかに
かわいらしい はねが はえました。
はねが はえると
そこに ちいさな はなの ようせいが あらわれました。
「わたしが ようせいの くにを あんないします。」
きょうちゃんは
はなの ようせいの あとに ついて
おはなばたけの うえを とんで いきました。
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「ようせいの くにの おともだちに
しょうかいして あげましょう。」
はなの ようせいは きょうちゃんを
みんなの ところに つれて いきました。
「みなさーん あたらしい ようせいの
きょうちゃんですよー。」
おはなに たくさん ちいさな ようせいたちが
あつまって きました。
あたらしい おともだちが できて
みんな うれしそうです。
「きょうちゃんの
かんげいかいを しましょう。」
みんなが いいました。
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ちいさな ようせいたちは
きょうちゃんの ために
ジュースを つくろうと
たくさん くだものを もって やって きました。
きょうちゃんの ための ごちそうです。
「どうして みんな はじめて あったのに
こんなに しんせつに して くれるの?」
「だって きょうちゃんの
よろこぶ かおが みたいんだもの。」
ちいさな ようせいたちが こたえました。
きょうちゃんは うれしくて
ジュースを いっぱい のんで しまいました。
「それでは こんどは みんなで
かくれんぼを しましょう。
わたしが おにに なるから
みんな かくれて いいですよ。」
と はなの ようせいが いいました。
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それを きくと みんなは あっと いうまに
おはなの かげに かくれました。
きょうちゃんも いそいで
おはなの かげに かくれました。
でも みんな すぐに
はなの ようせいに みつかって しまいました。
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「こんどは おにごっこを しましょう。」
はなの ようせいが いうと
「こんどは きょうちゃんが
おにに なる。」
と きょうちゃんが いいました。
「えっ きょうちゃんが?」
みんなは おどろきました。
「どうして おになんかに なるの?」
と みんなは きょうちゃんに
たずねました。
「だって みんなの よろこぶ かおが みたいんだもの。」
と きょうちゃんは こたえました。
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みんなは きょうちゃんが
こころの やさしい こだと おもいました。
それで ようせいの おうじょさまが
きょうちゃんを ようせいに
したんだと おもいました。
ちいさな ようせいたち みんなは
そら たかく のぼりました。
とりさんが やって きて
びっくりぎょうてんしていました。
きょうちゃんは たのしくて たのしくて
いつまでも とびまわって いました。
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あまり とびまわって いたので
みんな つかれて しまいました。
ちいさな ようせいたちは
おはなの うえに まいおりて
おはなの つぼみの なかで おひるねを しました。
きょうちゃんの まわりに みんな よりそって
しあわせそうに ねて しまいました。
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しばらく ねて いると
どこからか かすかな こえが きこえて きました。
「きょうちゃん。」
「あっ こうのとりの こえだ。」
みんなも
「きこえる きこえる。」
と いいました。
きょうちゃんが みあたらないので
こうのとりが しんぱいして さがして いるのです。
「もう いかなくては。」
きょうちゃんは いいました。
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「また あそびに きても いい?」
きょうちゃんが たずねました。
「でも にんげんに なったら
ようせいで なくなっちゃうから
わたしたちの ことなんて きっと わすれちゃうよ。」
ちいさな ようせいたちが いいました。
「ぜったいに わすれない!」
きょうちゃんは おおきな こえで いいました。
「さようなら また くるね。」
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きょうちゃんは
こうのとりの こえの する ほうへ
ようせいの くにの おはなばたけから
でて いきました。
すると きょうちゃんの
せなかの はねが きえました。
「さようなら また あそびに きてね。」
ちいさな ようせいたちは
きょうちゃんに てを ふりました。
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きょうちゃんが いって しまうと
ちいさな ようせいたちは
「きょうちゃんは
わたしたちの ことなんか
すぐに わすれちゃうよ。
もう ようせいじゃあ ないんだから。」
「そうだよね。はねが ないんだものね。」
と かなしそうに いいました。
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すると そこに また
ようせいの おうじょさまが あらわれました。
そして いいました。
「だいじょうぶ。きょうちゃんは
こころが ようせいに なりましたからね。
はねなんか なくても いつまでも
みんなの ことを わすれませんよ。」
ちいさな ようせいたちは あんしんしました。
「そうだよ。きょうちゃんは
ようせいの こころを もった
ステキな にんげんに なるよ。」
「そうすれば きっと また あそびに きて くれるよ。」
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きょうちゃん
ようせいの こころ わすれないでね!
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きょうちゃんは
うめがおかクリニックの
みうらせんせいの おかげで
しんちょう48.0センチ たいじゅう2670グラムで
たんじょうしたのでした。
おとうさんと おかあさんは
きょうちゃんが うまれて だいかんげきでした。
あやおねえちゃん おかやまのじぃじ ばぁばが
きょうちゃんの たんじょうを
おいわいして くれました。
それを みとどけると こうのとりは
まんぞくそうな かおを して かえって いきました。
ようこそ!あかちゃん
なかえよしを・作 上野紀子・絵
発行者●武田 善貴
発行所●11(いい)ギフトネットのハーティサービス
〒180-0023 東京都武蔵野市境南町1-25-15-302
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