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たくちゃん
きょうりゅうのくにをいく
あなたにおくる おはなしのほん
ジョーゼフ・フィッタント作
あき よしこ訳
ヴァレリー・ウェブ画
発行所 11(いい)ギフトネットの ハーティサービス
東京都武蔵野市境南町1−25−15−302
電話 0422-33-8955 FAX 0120-47-2210
URLhttp://www.11gift.net
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やまもと たくま さま
これは あなたのために
とくべつに つくられた おはなしのほんです。
いもうとができておにいちゃんになったね
ずっとやさしくげんきなたくちゃんでいてね
2005年10月吉日
ママのかいしゃのともだちより |
たくちゃんは 4さい。
ふとんのなかで、ねがえりをうって ゆっくりと
めをあけました。でも、すぐに めをつぶりました。
「まさか! ユニコーンのはずがない!」
たくちゃんは いま みたものが
しんじられなかったのです。
もういちど おそるおそる めをあけてみました。
そのどうぶつは やっぱりいました。
「おはよう、たくちゃん。
きょうは きみのねがいごとを きくために
ここに やってきたんだよ」
ユニコーンはささやきました。
「……えーっと……そうだ!
きょうりゅうのこと、もっとしりたいんだけど…
たくちゃんはこたえました。 |
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「そんなことなら、まかせといて!
これから、きょうりゅうのくにへ
つれていってあげるよ。よういは いい?
さぁ、しっかりつかまって!」
たくちゃんをのせた ユニコーンは、
おおぞらに とびたちました。 |
たくちゃんとユニコーンが
ついたのは、うつくしいみずうみの ほとりです。
とてもおおきなアパトサウルスが、
「やあ」と こえをかけてきました。
「ぼくのからだは、バスよりおおきいでしょ。
すきなたべものは、みどりの はっぱなんだ」
たくちゃんが なまえをきくと
「ないんだ」
きょうりゅうは かなしそうに こたえました。
「じゃ、なまえをつけてあげる。
ミスター・ビッグってどう?」 |
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「ねえ、みて!
あのやま、ひをふいている!」
たくちゃんは、
みずうみのむこうを ゆびさしました。
「ああ、あれは かざんだよ。
まわりをみてごらん。
きょうりゅうのくにには かざんや ぬまや
ジャングルが、あちこちにあるんだよ」
「ほんと、すごくあついね」
たくちゃんが いいました。 |
そこへ。ステゴザウルスが あらわれました。
「みて! せなかのギザギザ!」
たくちゃんは さけびました。
「あれは ほねのいたで できてるんだ。
ステゴザウルスは あのギザギザで
じぶんのみを まもったり、
あそこから たいようのねつをとりいれて
からだを あたたかくするのさ」
ユニコーンが おしえてくれました。 |
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たくちゃんと ユニコーンは、
うすぐらいジャングルへ はいっていきました。
かわったかたちのむしや、いろいろなきょうりゅうが
たくさんいました。
あるきまわっていると、とおくから
ビシャビシャと おおきなおとが きこえてきました。
「あんなに おおきなおとを たてているのは
だれだろう?」
たくちゃん は
つきとめたくなりました。 |
そんなに とおくないところで、
ティエラノサウルスに であいました。
この きょうりゅうは はが おおきくて、
がんじょうなうしろあしで たっていました。
ふといしpっぽが からだのささえに なっています。
「あんなに おおきなおとを たてていたのは、
きみだったの!
ちょっとうるさかったから、
ノイジィーっていうなまえを つけてあげる!」と、
たくちゃんは いいました。
「いま こんなことをしているなんて、
パパや、ママや、ももかちゃんに
しんじてもらえるかなぁ……」
こうちゃんは おもいました。
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きがつくと ユニコーンが ないてました。
「どうしたの?}
たくちゃんが ききました。
「きょうりゅうたちには
なまえをつけてあげたのに、
ぼくには つけてくれないんだもん。」
ユニコーンはしょんぼりしています。
「ごめん、ごめん。
そうだ エーリエルなんて どう?」
たくちゃんがいうと
「いいね!」
ユニコーンが にっこりわらいました。 |
とつぜん、ねことおなじくらいの おおきさの
コンプソグネイサスが
たくちゃんの よこを
かけぬけながら さけびました。
「ぼくに ついてきて! いいもの みせてあげる」
「はやくはしれるから、
ライトニングって よんでもいいかい?」
と、たくちゃんは いいながら
エーリエルと いっしょに すごいスピードで
ライトニングのあとを おっていきました。 |
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やすみなく どんどん はしっていくと、
ごつごつしたいわが そそりたっていました。
ライトニングが がけのうえのすを
みせてくれました。
なかには テルーダクティルスのこどもが
3びき いました。
「だれの こども なのなかなぁ?」
たくちゃんは おもいました。
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「わたしだよ」
と いうこえが、そらから きこえて
テルーダクティルスが すがたを あらわしました。
たくちゃんは
はそらをとべるトガゲが いるなんて
おもっても みませんでした。
「デッキーという なまえにきめた!」と、
たくちゃんは おもいました。
デッキーが すに おりてきました。
エーリエルが デッキーと
なにか はなしを しています。
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エーリエルが
たくちゃんに
「そろそろ いえに かえるじかんだよ」と、
いいました。
たくちゃん、エーリエル そして
デルーダクティルスは きょうりゅうのくにを
みおろしながら、うつくしいみずうみまで
まいもどってきました。
「なにが あるんだろう?」
きょうりゅうたちが テープやふうせんで きしべを
かざりつけています。
「なにが はじまるの?」
たくちゃんが きいても、
エーリエルは こたえてくれません。
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ちじょうに
おりたつと、
ペントセレープスが あいさつにやってきました。
たくちゃんが すばやく かぞえると、
ペントセレープスのあたまには つのが 5ほん。
「なまえは ペンティーだ!」
たくちゃんは きめました。
「わたしと いっしょに きてください。
あなたを びっくりさせることが あるんです。」
ペンティーは いいました。
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きょうりゅうたちが
おおきなケーキを
とりかこんで います。
「だれのケーキなの?」
「たくちゃん、きみのだよ!」
きょうりゅうたちが こえをそろえて いいました。
エーリエルと きょうりゅうたちは、
たくちゃんが
いえに かえるじかんに なったことを
しっていたのです。
だから みんなは たくちゃんに
じぶんたちのくにで すごした
きょうのことを おぼえていてほしくて
パーティーを することにしたのでした。
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パーティーが
おわると
ティエラノサウルスのノイジーが いいました。
「たくちゃん ざんねんだけど
もうこうべに かえるじかんだよ」
たくちゃんは、まだかえりたくありません。
でも、パパや、ママや、ももかちゃんが
しんぱいするし、
みんなに きょうりゅうの くにでの ぼうけんを
はなしたくて たまりませんでした。
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たくちゃんを
いえまで
おくってくれたエーリエルが、いいました。
「きみと いっしょで ぼくも たのしかったよ」
たくちゃんの へやに
もらったケーキが ひとつと、
ともだちになったきょうりゅうたちの
サインのはいった カードが ありました。
「このケーキを
パパや、ママや、ももかちゃんと
いっしょに たべて、
この ぼうけんの はなしをするね。
さようなら。エーリエル。
ぼくの ねがいを きいてくれて
ほんとうに ありがとう」
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たくちゃんが
ユニコーンにあったら おねがいしたいこと
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